2010年05月02日

スター選手ではないフィギュアスケーターの記事

98年長野五輪の頃、カナダの友人からIFSマガジンを送ってもらった。スター選手のインタビュー記事よりも面白かったのは競技会では無名?(少なくとも私に覚えは無い)スケーターの記事。3ページにも及ぶ。現在もIFS上で良く見る記者、スーザン・ウエスリング寄稿。


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南アフリカの「ホリデーオンアイス(以下、HOI)」、オランダの会社が基盤となっているショーでの出来事。米国人であるボブ、バービー・マーティン夫妻が主演級であったアイスショー。課された契約は2年。彼らはなんと1年で突然帰国してしまったという。2人は行き先での宿泊ホテル、これをスケーター自ら「汽車で降りた場所でホテルを探さなくてはいけない」という慣例(HOIは古い契約をそのまま何十年も継続、「伝統」だとか)を嫌った、これが主な理由のようだ。他にも怪我をして休んだ際はギャラ減給など、待遇は良くない。

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職員が言うには「彼らがいくらお金を使いたいのかは選択肢がある。ホテルに泊まりたいのか、キャラバンに『住んで』移動したいのか」ということ。この時、ホテル宿泊は16人、キャラバン移動は33人のスケーターだったそうだ。

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会社側の言い分。「趣味と仕事が一緒で旅をする機会を与えられる。同世代の他の仕事をする人々よりもはるかにいいサラリー」「主演級のスケーターが仕事を放り出して代役を準備する時間も与えない。プロのやることではない」

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無名のスケーター過酷な条件でスケート人生を続けているのだ。「金と銀ではアイスショーのギャラが違う」とメダル圏内の選手が目の色を変えるのも無理ないのかな。

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このHOIに参加していた比較的有名な選手はT・クランストン(陳露選手が世界選手権で優勝したフリーの振付けでも知られる)やM・キールマン(みどりさんが優勝した時の世界選手権メダリスト)がいる。「彼らはもっと大きなショーに出られる有名選手ではないので、我慢するしかない」とクランストン。会社側は「東側から来たスケーターは西側と違ってお金が支払われるまで我慢強い」



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で、その元「東側」の方と言えば…このマガジンの別ページでK・ビットのインタビューが。「スターズオンアイスはHOIと違ってことが欧州の観客にも分かるはず」…このエリート意識。ま、言わなくてもいいのにね。彼女は掲載当時ハリウッド映画でR・デニーロと共演していた。格が違う、というわけだ。

工事現場のコイ幟10Apr29 (1).JPG



地元の人を裏方で雇用することもあるが、打ち合わせや訓練も無しに「あれやって、これやって」の指示だけ。危うく指を切断しかかった技師もいたそうだ。スポットライトのみの暗い中、スケーターも怪我するケースもあるだろう。移動先で行事があっているとホテルを探すのにも時間がかかる。誰かが探す間、他のメンバーは駅でスーツケース上に座って待つのだとか。今よりもネット社会でなかった時代は大変だったろうな。




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コメント及びご訪問、有難うございます。
公民館とか、書き込んでいる途中でフリーズしてしまう場所もあるので
簡単な返事で失礼いたします。

Thank you for the comment to the BBS of my blog.
I often answer you from the computer of somewhere such as public hall.
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ニックネーム わかたかたかこ at 18:23| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする