2011年01月25日

私が選ぶ洋楽ベスト10

私が選ぶ洋楽ベスト10(表)

1 Space Oddity/ David Bowie
2 Ashes to Ashes / David Bowie
3 Bohemian Rhapsody/Queen
4 I am not in Love/ 10cc
5 Don’t Stand so Close to Me/ The Police
6 Voices/ Cheap Trick
7 Hotel California/Eagles
8 Video Killed the Radio Star/ The Buggles
9 マイ・シャローナ/ザ・ナック
10 Blue Monday/New Order

洋楽ベスト10(裏)

1 There is a Light/ The Smith
2 Wild is the Wind / David Bowie
3 Unless/The Pale Fountains
4 Green Isaac/ Prefab Sprout
5 The Human Jungle /The Jazz Butcher
6 Cattle and Cane/The Go-Betweens
7 Stay/The Blue Nile
8 The First Picture of You/ Lotus Eaters
9 Yellow/Gang Way
10 Oblivious/ Aztec Camera


表というのは誰でも知っているヒット曲。
裏は自分の嗜好がより強い選曲。


順位はあってないようなもの。
ここで挙がっていないバウハウス、Loveand Rockets, Joy Division 等はA・カメラよりもバンドとしては好きであるし。
裏ベスト10のアーティストに関しては各々のベスト10曲を選べる位好きである。
例えばボウイならば10曲以上あげなくてはならない!


見事に「泣き」のメロばかりに…
それを考えるとそんなにマニアックな好みでもないね、私も。

解説は表10曲のほうが簡単に書けそう。


Wiki等の引用、アルバムジャケ写真、ユーチューブ画像等をそのまま転用するのはできるだけ避ける。

人の褌で相撲を取らないようにしませう、皆様も。
その力士の褌は高価な素材でできているのですよ。
それだけ手間隙かけて「足で」取材して、書いたり、撮ったりしているのだよ。
それを簡単にコピペしていいわけないでしょう?

詳しい解説はどこかで誰かがやっているから、いいんじゃない?、自分がこう思う、で。

皆様の洋楽ベスト10も教えてくださいね。

私が選ぶ洋楽ベスト10(表)・解説

1 Space Oddity  2 Ashes to Ashes / David Bowie
これはより個人の嗜好が強い「裏ベスト10」の同率1位に入れても良かった。
そうするとボウイばかりになってしまうし、知名度が裏ベスト10の面々よりも高いので表ベスト10に。
S・キューブリック監督の「2001年宇宙の旅」にインスパイアされた曲というのは周知のことであるが、そのAnswer Songを自らやったのが
「Ashes to Ashes」。
ピエロ姿のボウイと歌詞に引っ掛けて老婆が出てくるのが面白い音楽プロモの最高傑作。
「Can you hear me, Major Tom? Can you here am I sitting in the tin can」, hearと hereの韻を踏んだ歌詞に感動したファンは後年、トム少佐がジャンキーだ、と歌うボウイにショックを受けたであろう。
ボウイの変幻自在の歌唱力、この曲では裏声多用でトム少佐を名乗る男の幻想だった!?、とボウイが演技者としての資質も垣間見せる。

3 Bohemian Rhapsody/Queen
この曲をウィキで調べたら英語ではより長い解説が。難易度高すぎる。 

4 I am not in Love/ 10cc
10ccはこの曲だけで良い、という位に美しい。

5 Don’t Stand so Close to Me/ The Police
スティングが教師だった頃のエピソードなのか!?、説は違うらしいが。歌詞が意味深ですね。
お陰でteacher’s pet, temptation, frustrationだのって単語を覚えられました。プロモもカッコいい。

6 Voices/ Cheap Trick
これもコーラス処理が素晴らしい。

7 Hotel California/Eagles
これも調べれば延々と解説している米国人が多くいそうだ。
彼らの楽曲は「I can’t tell you why」「Sad Café」「Heartache tonight」も好き。

8 Video Killed the Radio Star/ The Buggles
新しい文明は旧文化を駆逐する、歌詞が深い。

9 マイ・シャローナ/ザ・ナック
究極の一発屋。今でも日本のヴァラエティ番組等で良く耳にする。

10 Blue Monday/New Order
Joy Divisionのイアン・カーティスが自殺した事を歌った曲。
The Cureの「The Hanging Garden」もI・カーティスに捧げられた曲であった。

…すみません、簡単すぎますね、これだけの名曲達に。
もっと深く書ける方がいると思うので、興味のある方、調べてね。

洋楽ベスト10(裏)解説

1 There is a Light/ The Smith
スミスの曲は名曲が多いが、この曲の美しさ、無常観には脱帽。歌詞も怖いといえば怖いのだが…。
2階建てバスや10トントラックがぶつかってきて、死ねたらいいと〜♪マンチェスター2人旅(BY 山本譲二じゃなくて、モリッシーとマー)…などとお茶らけて良い内容ではない。
こんな内容の歌詞を書く人も、これを浮遊感のある声で歌い上げる男も、いない。彼の言うyouとは誰なのだろう。

かつて「外に出たいけど着る服がない(This Charming Man)」と唄った男は「明かりが見えるけど自分には帰る家もない」と言う。
フランス人に比べて「衣食」よりも「住」、つまり家にこだわるという英国人。モリッシーの言う家は見つかったのだろうか。

2 Wild is the Wind / David Bowie

ボウイの超絶歌唱力が顕著な名曲。ただし彼のオリジナル作ではなく、Dimitri Tiompkin, Ned Washingtonというクレジットがある。

3 Unless/The Pale Fountains
彼らの1stアルバムに収録。ネオアコ、という呼称は好きではないが。R・ミュージック(私は好きではないが)ぽさも感じる。

4 Green Isaac/ Prefab Sprout
1stアルバムに収録。パディーの作詞作曲能力の高さを感じる。このアルバムでは「Cruel」が人気だがこちらのほうが好き。

5 The Human Jungle /The Jazz Butcher
ノーザンプトン出身の伊達男、ブッチと相棒のマックス・イーダー中心のバンド。一時期、元BauhousのDavid Jも参加。ファンの間ではマックスの評価が高く、彼が脱退後は音楽性も変わった。
ブッチはNHKBSで放送していた「Transmission」ではPat Fishと名乗り、VJをやっていた。

6 Cattle and Cane/The Go-Betweens
豪州からまるで英国、のような音楽性を持ったバンドもいた。
中心メンバーのグラントとロバートを「2人で演っていた頃の小田和正と鈴木康博」と言ったら友人が激しく同意。
リズムが面白く、曲作りもユニーク。この曲の最期の朗読部分が美しい。

7 Stay/The Blue Nile
Scottland出身の3人組。英国帰りの年上友人に聞かせたら、「もどかしげな、わざともどかしげな?ヴォーカルをシンセ音が追いかける。この音、新しい」
ライブ活動をすることが無く、寡作であるが同業者の評価が高かった。
歌詞はシンプルでこの曲など気恥ずかしくなる位に直球な内容。
「Stay, stay, and I will understand you」ですよ、何たって。
英国人男性が「どんな音?」と聞き「Electric soundだけどacousticな雰囲気」と言ったら納得?していた。

8 The First Picture of You/ Lotus Eaters
1stアルバムに収録。バンド名は確かギリシャ神話から取ったのではなかったか。
これも「The First Picture of You The First Picture of summer, see the flower scream their joy」などと青春すぎてこっぱずかしい歌詞、でも許す。

9 Yellow/Gang Way
1stアルバムに収録。デンマークのバンド。スキップを踏みたくなるようなアレンジが可愛い曲。
アランのヴォーカルは冷静だが時折、熱くなるのもいい。

10 Oblivious/ Aztec Camera
タイトルは「何かに没頭して忘却の彼方」…の意味だろうか?
ネオアコの大御所。この曲のギターいいですね。
ジョー・ストラマーを尊敬し、寝惚け声でV・ヘイレン「Jump」をカヴァーし、なぜかジョニー・マー脱退後のスミスへ!?、も噂されたロディー先生。

これらのアーティストはどの曲がベスト10に入っても遜色ない。
ただ、アズカメよりも好きなバンドは多くある。


Its Immaterial 「Driving Away from Home」、Philippe Voa and the Voodoo Club 「I dedicate my soul to you」、Squeeze 「Last Time Forever」、 XTC 「This World is Over」等もベスト10に入れていい位の名曲。

ただし、バンドとしてはそう好きではない。
皆様の「裏ベスト10」も教えてね。




ニックネーム わかたかたかこ at 22:26| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月18日

American Pie

市立図書館でS・カウンシルのライブ(これは自分でも所持の可能性有り…)、S・ヴェガのライブ、ドン・マクリーンのCD(正直、「アメリカン・パイ」だけでよい)を借りた。

「アメリカン・パイ」はとても宗教的な引用があり、例によって日本人には難解…


ドン・マクリーンの「American Pie」という曲を初めて知ったのは萩尾望都の同名漫画。

しがないクラブ歌手でグラン・パというあだ名の中年男。
彼がひょんな事で浮浪児の少年(実は少女)と出会う。


14,5歳くらいのショートヘアのやせっぽちの少女とグラン・パとの奇妙な共同生活。

少女は壊れたレコードのように「バイバイ、ミス・アメリカンパイ…」と同じ曲の同じ箇所を繰り返す。

彼女のお気に入りの曲らしい。

グラン・パは少女にギターを教える。

コードを押さえるぎこちない少女の手。

「へへ、難しいね」

ある日、グラン・パが出演するクラブで気まぐれに彼は少女をステージに出す。

タンバリンを片手に即興曲を歌いだす少女。

澄んだ声と彼女の詩の創る情景…確かに彼女の歌う風景が見える。

観客は水を打ったような静けさに。 次々に歌いだす少女。

「私、もう声が出ない。今日はもう、お終い」

苦しそうな少女は突然歌を辞める。

観客は大騒ぎに。

少女の歌う世界の評判は実の両親の知る所に。

未読の方の為に詳細は省く。

This will be the day that I die

ああ、これは絶望の歌じゃないか…

グラン・パは「アメリカン・パイ」の歌詞の一部に思い当たる。


萩尾先生の作品中、「トーマの心臓」「ポーの一族」のような有名作ではない。


しかし、ドン・マクリーンのやるせない声と歌詞と共に思い出される珠玉の小品である。



検索してみたらドン・マクリーンのこの曲、英語多分アメリカ人で解説を書いてる人が数件ヒット。

宗教的だし日本人の、私の英語力では手に負えない内容ですからね。

この深い内容の歌詞、やはり同胞としては深読みしたがる方が多いということで…

で、マドンナのカヴァー。
これは歌詞見てもサビ部分だけの抜粋しかも殊更明るくポップに。



カソリック?の彼女としては完全コピーも出来ただろうがやれば騒動になったことは間違いない、それとも完全ヴァージョンもあるのか?

8分以上の大作ですから、原曲は。

マドンナともあろうものが美味しい部分だけのカヴァーというのはちょっと、どうかな…

Kate Bush

D・ボウイとK・ブッシュ。



どちらもパントマイムをリンゼイ・ケンプに師事している。


ボウイは短く纏めるのは不可能なのでここではケイトについて少し。


明石家さんまの番組で「Weathering Heights」が使用されるとは思わなかった。



「報道ステーション」で時々世界遺産の映像が流れる事がある。


アメリカの、場所は忘れたがとても人間が住めないような広大な渓谷。

パラグライダー?でカメラマンが撮影しているような臨場感のある映像。

その時にケイトの「嵐が丘」が。


さんまちゃんの番組よりもずっと映像に似つかわしかった。


キャメラがゆっくりと、しかし急激に岩肌を舐めるようにスロープする。

そこへ神経症的なケイトの声。

いや、キャサリンの声だったか。

サビの部分、I've Come Home!


これはヒースクリフがキャシーに言っているのか?



家庭教師の仕事はしていても、姉妹(兄もいたようだが)の中で一番世間を知らなさそうだったエミリ・ブロンテ。

自宅にスタジオを作成して音作りに励んでいたケイトと似て。


ケイトのラファエロ前派、特にバーン・ジョーンズやロセッティの描く女性のような容姿も含めて、閉鎖的なエミリの描く世界とケイトが重なる。


余談であるが。



矢野顕子が英語で歌う時、かなりケイトと似ている。

天衣無縫なアッコちゃんにはケイトのような暗さ重さは無いけれど。


「Wuthering Heights」について


ケイトの歌唱法は非情に聞き取り難く、今までこの曲の歌詞を殆ど知らなかった!検索して驚愕。
まさしく「嵐が丘」そのもの。


エミリ・ブロンテという天才少女の傑作。

世紀を跨いでイングランドの天才少女・ケイトが楽曲にする…ケイトにだけに許されたこと、奇跡の邂逅である。



Wuthering, Wuthering, Wuthering Heights

Heathcliff, it's me, I'm Cathy, I've come home

I'm - so cold, let me in your window


あの狂おしくも美しいサビの部分はこうだったのか。
ケイトの声を再現したくても無理だが、夜中に歌いながら涙が出た。



明石家さんま「恋のから騒ぎ」に合わない?、と書いたがむしろドンピシャリ、の部分もある。
番組名がシエークスピアの喜劇を思わせるし、出演者たちは各々のヒースクリフを、キャシーを探している…とも言える!?


恋愛で痛い目に合った人たちの告白ですからね。

選曲した人、凄い。

映画はL・オリビエと女優はV・リー(のほうが良いよね…)ではない別の人だったかな。
J・ビノシュも演じていた。



ケイトの全盛期にキャシーを演じて欲しかったな…ヒースはスティングで!

まあ後年、J・カンピオン監督が「The Piano」を撮ったけれども!

C・ゲーンズブールとG・ドパルデュー…あ、これは姉・シャーロット作の「ジェーン・エア」でしたね。


現実にヒース、キャシーのような「熱烈に愛し合っているのに結ばれない」2人がいると…自分達だけで完結する分にはいいけど、ウザイだろうし、周囲にいて欲しくない方々であるが…。


ニックネーム わかたかたかこ at 18:10| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする